2005年4月19日

夕方6時半過ぎ、コンピューターにCNNの「バチカンの煙突から白い煙」という速報がメールで飛び込んできたと思ったら、近くの教会の鐘が、にぎやかに鳴り始めました。500年ぶりにドイツ人、ラッツィンガーが法王になった瞬間です。彼はバイエルン州のフライズィングという町の出身だけにバイエルン人はみな大喜びです。

次の法王はイタリア人ではないかと言う憶測が出ていたので、これは大番狂わせに見えますが、私のバイエルン人の知人で、カトリック教会に深く関わっている人は、去年の夏の段階で、「次の法王はラッツィンガーだ」と言っていました。このため、私は今日のニュースを聞いて、カトリック信者の情報網にちょっとびっくりした次第です。


彼は神学の教義の責任者なので、今後もカトリック教会は保守的な路線を堅持するに違いありません。